写真を撮ろうと思う際に、
- 何を被写体にするか迷う
- 良い撮影場所が見つからない
といったことはないでしょうか?
そんな時は街の中にあふれる光と影に着目すると、良い撮影ポイントが見つかるかもしれません。
光と影をとらえる【撮影場所のヒント・作例】
建物の隙間から刺す光
建物が多い街中だと、昼間でも日陰になる場所が必ずあります。
建物同士の隙間などから光が刺すポイントを探して、そこに被写体(人など)を呼び込んで撮影してみましょう。
そうすると被写体がスポットライトを浴びているかのように強調されることで
日陰部分とのコントラストが生まれてメリハリのある写真を撮ることができます。
上の写真も同様に、建物の隙間から刺す光の中に人が通るのを待って撮影しています。
さらに、このように白黒に現像することで、より明暗のコントラストに重きをおいた一枚に仕上げることもできると思います。
影と光の境界線
先ほどの例では、光の当たるポイントに被写体を置きましたが、
光と影の半々のポジションに被写体をおいても面白いかもしれません。
上の写真では、日陰と日向の境目を見つけたので、
自転車が影の境界線上を通るタイミングでシャッターを切りました。
これにによって
- 前側は はっきりとしたフォルムが、
- 後側は 自転車が見えず、人がうっすら浮かび上がる
そんな面白い一枚になりました。
上の写真は手前は光が差しているけれど、奥は日陰になる場所です。
着物の人が奥に向かって歩いているのですが、
日向と日陰の境目を通るタイミングでシャッターを切っています。
単純に人が写っている場合に比べ、
上半身が影に隠れることでよりミステリアスに、味のある写りになると思います。
強い光が入る場所
光の部分と、影の部分。
写真のメリハリを生む重要な要素だと思います。
被写体となるものを探すことと同じくらい、
良い絵が撮れそうなシチュエーション・場所を探すことも重要。
特に「光の強くあたる場所」を見つけたら、
人がそのポイントに現れるまでじっくり待ってみるのも一案だと思います。
屋根・窓を通した光
ホール等の施設や、ショッピングモールなど、比較的新しい建物だと
天井や壁が光を取り込むガラス造りになっている所があります。
上の写真の様に窓から差し込む柔らかな光、
そして窓格子の影模様を生かして撮影してみるのも面白いです。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
光と影をうまく使うことで、
より面白いストリート写真を撮ることができると思います。
私もすっかり、そういったポイントを探すクセがついてしまいました。
また、撮影した写真をRaw現像など編集できるのであれば、
コントラスト高めて明暗を強調すると良い仕上がりになるかもしれません。
偉そうに書いてきましたが、
私自身、試行錯誤で頑張っていこうと思います。
他にも自分の経験を元にストリートスナップのアイディアを書いているので読んでいただけたら嬉しいです。
それでは。
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